電子カルテベンダーまたはサポート業者の方への技術情報


  1. 都医電子カルテ接続用ドルフィンテスト環境の利用の仕方
  2. MMLによる接続動作確認テストに際してのお願い
  3. MMLに記述したIDによる文書の参照可能・不可能について
  4. 医療機関へのCSGW導入について
  5. CSGW(Client Server Gateway)機器のスペックについて
  6. MMLサンプル
    • 「ほっとライン」で使用を避けるべき機種依存文字コード

      機種依存文字コードによるトラブルを避けるため、 MML インスタンスでは以下のコードの使用は避けてください

    • 紹介状 サンプル
接続申し込みは [PDF] 接続テスト申し込み用紙 に記入の上、東京都医師会事務局「ほっとライン担当」へお申し込みください。


  1. 都医電子カルテ接続用ドルフィンテスト環境の利用の仕方

    • 2004年3月末まで下記ステップで実施
    • 2004年3月末まで無償で利用可能

    テスト項目 目的 実施場所 必要事項
    1 MMLバリデートチェック 生成したMMLインスタンス文法チェック 各社 www.medxml.net アクセス
    2 通信テスト+データ格納+読み出し確認 SSLoverL2TP通信とFTP送信、DBへの格納、マイカルテを使って読み出し表示確認 各社が都医テストアカウントにより確認 各社にCSGW設置
    3 結合テスト 電子カルテからMML生成、送信、DB格納、読み出し表示確認 各社が都医テストアカウントにより確認
    4 総合テスト 電子カルテからMML生成、送信、i-dolphin DB格納、読み出し表示確認 診療所が「ほっとセンター」によりテスト 診療所にCSGW設置

  2. MMLインスタンス検証サービス (東京都医師会より専門業者を紹介します)

    1. 概要

      電子カルテベンダーが、東京都医師会の地域医療連携システム「ほっとライン」 へ接続可能な電子カルテとして登録されるための MML インスタンス検証です。

    2. 行程

      • 依頼元の電子カルテベンダーと基本的な守秘義務契約を行う
      • 検証用の MML インスタンスを頂き、MML インスタンス検証を実施
      • 検証結果を電子カルテベンダーへ報告
      • 検証結果が適合すれば、東京都医師会へ報告

    3. 費用

      MMLインスタンス内容 1式 62,500 円程度

      作業内容:MMLインスタンス本文がデータベースに取り込まれ 表示されるかの検証および報告書作成、5回チェックまで

  3. MMLによる接続動作確認テストに際してのお願い

    東京都医師会HOTプロジェクト(以降:本システム)の 都医「電子カルテへの接続テスト」に参加され る際の注意点についてご案内いたします。
    平成16年2月20日付け「HOTプロジェクト接続テスト の申込書」に添付されております、都医「電子カルテ への接続テスト環境の利用の仕方」 項目1、項目2の試験を行う前に事前に下記、 項目の実装及び検証をお願い致します。

    1. MML文書チェッカーによる文書構造検証

      特定非営利活動法人「MedXML コンソーシアム」様サイトに公開されております、MML文章チェッカーにてMML文書の構造検証をお願いします。

    2. < !DOCTYPE > の扱い

      上記「MML文書チェッカー」ページに記載されている「< !DOCTYPEに関する御注意」に表記されている仕様へ変更したMML文書を本接続テスト時にも同仕様にて使用することができます。

    3. < !DOCTYPE > のEncoder 指定について

      ドルフィンシステムにて実装されておりますエンコーダは、UTF-8及びSHIFT_JISになります。< !DOCTYPE > にて設定するコードセット及び、名所を間違いなく記述願います。

    4. 医療機関コード(施設ID: FacilityID)について

      本システム東京都医師会が各医療機関に発番する施設IDは、東京都医師会OID(1.2.840.114319.5.4)+9桁になります。
      1.2.840.114319.5.4.##.###.####
      従い、このフォーマットに従った施設IDにてテスト用MML文章の作成をお願いします。
      例:1.2.840.114319.5.4.00.000.1000

      テスト用「施設ID」は都医にて発行します。都医事務局「医療情報課」までお申し込みください。

    5. mmlCm:id エレメントの施設ID記述について

      個人 ID を「施設 ID+施設固有個人 ID」で記載する場合です。個人がHOTから提供される地域IDをまだ発行されていない場合に利用します。

      MMLv3規格書「8.3 id形式」の注釈2の形式にてMML文書作成お願いします。
      FacilityID + 施設内患者ID

      例: FacilityID =1.2.392.114319.5.4.00.000.1000, 施設内患者ID = 10000
      < mmlCm:Id mmlCm:type = "facility" mmlCm:checkDigitSchema = "M10" mmlCm:checkDigit = "5" mmlCm:tableId = "1.2.840.114319.5.4.00.000.1000" > 10000 < /mmlCm:Id >

  4. MMLに記述したIDによる文書の参照可能・不可能について

    RMIS(病診連携・患者紹介)機能において、 MML 文書はそこに記述した診療科や医師のIDの有無などにより、 受け手側で読めたり読めなかったのコントロールができます。 そのルールについては、 この表 (jpg) または [download: EXCEL ファイル ] を参考にしてください。

  5. 医療機関へのCSGW(Client Server Gateway)導入について (2005/05/30)

     電子カルテを「ほっとライン」へ接続するためには、 CSGW と呼ばれる機器を使います。 電子カルテ側からは CSGW 中のフォルダーが見え、 この中へ「転送したいデータの MMLインスタンス」を置けば、 CSGW が SSL+VPN を用いたセキュアーな状態で 自動的にデータを「ほっとセンター」へ転送したり、 その逆に「ほっとセンター」からの MMLインスタンスを こちらへ転送したりします。

     接続に際しての CA 局を利用した認証も CSGW で行われますので、 CSGW はインターネット回線上の2点間をセキュリティーの保たれた 安全な状態で接続するための専用機器で、 電子カルテ側からは外部接続記憶媒体内のフォルダーのように見えます。

    1. 機器の用意

       CSGW はモデムやルータのような「ブラックボックス化した専用機器」と 考えればよいものですが、 その中では Linux 上で WebDAV と SSL+VPN が動いています。 CSGW 構築のためのソースコードは東京都医師会から提供します。

       Linux の動く自前のハードウエア上に構成してもよいですが、 あらかじめ CSGW として構成した機器 (モデム大)の利用も可能です (東京都医師会「ほっとセンター」へお申し込みください。提供元をご紹介します)。

    2. OIDの取得

      MMLインスタンス試験完了後に東京都医師会から電子カルテベンダー向け下記情報が発番されます。

      • 試験専用のOID
      • CSGW 用の証明書
      • L2TP接続用のプライベートネットワークアドレス、L2TPコール名/パスワード

      なお、プライベートネットワークアドレスがCSGW導入先のネットワークアドレスと バッテイングする場合においては、東京都医師会と調整を行います。

    3. CSGW構築

      ドキュメント「CSGWインストールマニュアル(現在作成中)」に従い、 CSGWを構築してください。構築時の質問などサポートは東京都医師会が行います。

    4. L2TP接続

      ドキュメント「医療機関およびASP電子カルテベンダーと都医HOTセンターへのL2TP接続」に従い、L2TP接続をHOTセンターサーバ間において確立します (HOTセンターヘ接続を申し込まれたベンダーの方は、 ドキュメントを都医事務局へご請求ください)。 ドキュメントの解説は一般的な接続方法についての解説のみで、 接続元のネットワーク構成については制限を行っておりません。 各医療機関のネットワーク構成に合わせ構成してください。 L2TP接続の導通確認は HOT センターサーバSSGW(172.31.254.1)への ping となります。

    事前に電子カルテから生成されるMMLインスタンス試験(上記 MML文書チェッカーによる)を完了していることを前提とします。
    試験後に電子カルテが生成するMMLインスタンスの形式が変更された場合は、 HOTシステムのテスト環境でMMLインスタンス試験を再度行う必要がありますが、 CSGWおよびL2TP接続の再試験は必要ありません。

    各医療機関向け、または継続的なCSGWの構築を目的とする電子カルテベンダーあるいは支援業者は、自社内にCSGWを保有しHOTセンター試験サーバとの試験経路および環境を維持することにより、 医療機関へ配置するCSGWの試験環境を保持する必要があります (この場合のCSGWの運用は電子カルテベンダーあるいは支援業者が行います)。