医療情報システム構築はどうあるべきか

(1) 現在のシステムの問題点   (2) 問題点を解決するには



電子カルテシステムは大きく2つのパターンに分けられる。


  1. Top down で構築されたシステム

    病院や地域連携システムのほとんどはこの形態。 「システム全体の効率化」を目的に考えられたシステムだが、 ユーザインタフェースは画一的にならざるを得ない。 しかし医療現場は多種多様なので、これでは極めて使いにくい。 医療従事者の道具になる前に医療従事者が道具になりかねない。

    「電子カルテのある病院へ行くと、ドクターは画面ばかり見て こちらへ顔を向けてもくれない」という状況がこれを証明している。

    このような状況では「効率のよい良い医療」を提供できない。

  2. Bottom up で構築された診療所規模のシステム

    診療所のシステムにはこの形態が多い。 「現場の能率化」を目的に考えられたシステムで、 多くは院長がユーザを兼ねるため、使い勝手の悪い電子カルテは許されない。 しかし大規模システムでも使えるとは限らない。