- 医療機関の業務用書類である「カルテ」
カルテは業務用書類であり、わかりやすいものではない。
企業や行政などでも、業務用書類をそのまま顧客へ手渡すケースは極めて少ない。
業務用書類と顧客向け文書とは性格が違うからである。
業務用書類は「プロが自分の必要のために書く」ため、
「プロが当然承知していることは省略され」、
専門外の人間には理解できないことが多い。
従ってこれとは別に、個人の所有物である
「健康ノート」という概念の実現により色々な問題がクリアになる。
- 受診者にわかりやすく役立つ情報を
主治医は受診者にわかりやすく情報を健康ノートへ書き込む
(電子カルテなら自動転記もしやすい)。
これによりカルテの内容が本当に生きた情報となる。
情報はただ開示すればよいわけではない。
説明のない業務用書類が誤解と混乱を招くこともある。
「相手に正確に理解されて」こそ
「情報を渡した」と言える。
- 健康ノートは完全に個人のもの
「母子健康手帳」を発展させた「生涯健康手帳」のようなものである。
将来的には預金通帳のように、
健康データを自分の「医療情報銀行」へ預け
「自分のデータは自分の責任で管理する」ことが望ましい。
自分で書き込むこともできるので、
自分の健康状態を把握したり健康維持・管理への意欲もわく。
- 受診者が許諾した人間だけが読み書きできる
受診者の許諾のもとに主治医は「健康ノート」へ読み書きできる。
読み書きできる範囲や期間を限定することもできる。
このやりとりには受診者の携帯電話が便利であろう。
あるいは主治医の電子カルテへ
携帯電話を介在した受け渡しが行われることになろう。
- どこに居てもセキュリティーを確保しつつ読み書きできる
自分の健康ノートは預金通帳と同様にホームページと暗証番号を使って、
世界中どこへ行っても読み書きできる。
預金通帳と同様「医療情報銀行」からプリントアウトしてもらったものを
持ち歩くこともできる。
- 電子化による大きなメリット
主治医による指導メモはもちろん、
検査結果、レントゲン、心電図など何でも入れることができ、
必要なものを検索したりグラフ表示したり、
非常に便利に使える。
フィットネスクラブなどで得られた体重・血圧など色々なデータを収納できる。